繊細な釣りを

  真夏日が続き、雨が全く降りません。水量は一段と減り、この時季としては稀にみる渇水となっています。
 
 ▲今日の午後3時頃の大成沢出会いと水量計。水が減り、魚の姿が良く見えていました

 水量は非常に少なくなっていますが、岩盤よりではヤマメのライズが見られます。しかし、渇水で流れが無くなっていますので、フライは20番以下、ティペットも8Xより細くしないとなかなか咥えてくれません。また、日中の水温は21度前後まで上がっていますので、ヤマメを狙うなら午前中をお勧めします。
 
 ▲先週金曜日に放流したヤマメは25cm前後     ▲今朝使った22番のCDCダン
 
 ▲ティペット8X、フライも22番で釣ってみましたが、簡単には咥えてくれませんでした 

 厳しい条件下ですが、淵尻や岩盤沿いには多くのヤマメが定位しています。今日、杉並のSさんが尺ヤマメを釣りました。時間は午前10時頃で、フライは19番のCDCダンだったとのことです。写真を見せていただきましたが、丸々と太った雄で、鼻曲がりになり始めていました。
 
 ▲今日、この淵で尺ヤマメが釣れました        ▲岩盤沿いにヤマメの姿が見られます

 萩の花が盛りで、サルナシの実も大きく膨らんできました。サルナシはキュウイフルーツに似た味で、とても美味しい果実の一つです。渓流沿いに多く、9月中旬頃には熟してきますので、見つけたら味見に挑戦されてみてはいかがですか。
 

秋の気配

   連日強い陽射しが照りつけていますが、朝夕や日中でも吹き抜ける風に秋の気配が感じられるようになりました。小菅では、先週末頃にススキの穂が出始め、今日はかなり出揃ってきています。一昨日の朝には、秋に良く見かける羊雲が東の空に出ていました。また、夏の終わりに咲き始めるフシグロセンノウやクサギなどの花が目に付いてきました。
 
 ▲ここ数日でススキの穂が出揃い、秋の雲も見られ出しています
 
 ▲小菅ではお膳花とも呼ぶフシグロセンノウ      ▲クサギの花には多くの虫が集います

 お盆が過ぎ渓流シーズンも残り40日余り、金風呂では婚姻色が出始めたヤマメが見られてきています。昨日はこの夏一番の暑さ、加えて水量が少ないことから金風呂でも水温が22度まで上がりました。今日は、午後から曇り空で時折雷も聞こえますが、まだ雨は降っていません。8月中旬以降の雨は、一気に秋を連れて来ます。産卵前の荒食いで、大物の期待が持てる季節に入ります。今シーズンの締めくくりとなるような釣りを、小菅川で実現してください。
 なお、金風呂の最下流部へは、今日ヤマメ20圓鯤流しました。今後も9月末までに数回、大型ヤマメを放流する予定ですのでご期待ください。
 
 ▲夏休み中なのでしょうか、今週は平日でも金風呂には連日10名以上の方がいました
 
 ▲一雨降って水量が増えれば魚が動き出し、大物の期待が持てる季節に入っていきます

にわか雨

  昨日から天気が不安定で、午前中ににわか雨が降っています。雨量は昨日が8弌∈Fが11个如⇔焼とも午前11時前後に1時間ほど激しく降りました。小菅では夏のこのような雨を「夕立ぶり」と呼び、降り出すと3日は続くと言われていますので、明日もにわか雨がありそうです。
 
 ▲午前11時頃、夕立ぶりはピークで、瞬く間にあちこちに水溜りができました

 夕立ぶりの直後、気温は23度まで下がりましたが、昼過ぎには夏の陽射しが戻り真夏日になりました。連日のにわか雨で、若干ですが水量が回復してきています。
 
 ▲午後1時、夏の陽射しが戻り気温も急激に上がりました。水量は連日の雨で少し増えています

 
夏休み中の方が多いのでしょうか。今日の昼過ぎ、平日にもかかわらず金風呂には10台の車があり、各ポイントに釣り人がいました。数名の方に情況を聞いてみました「夕立ぶりの前までは反応が良く大型虹鱒も釣れたが、雨の後は芳しくない」とのことでした。
 
 ▲魚の反応は右岸側の木陰になっている場所が良かったとのことでした
  
 ▲川崎市のKさん、7Xで丁寧な竿捌き、40cm前後のヒレピン虹鱒をネットイン。

 例年、小菅の暑さのピークは今週末頃、旧盆に入ると朝夕めっきり涼しくなってきます。オニグルミの実が大きく膨らみ、ヒグラシやミンミンゼミに混ざりツクツクホウシの声が聞こえ始めました。
 
 ▲リスの貴重な食料となるオニグルミ            ▲大型のゴマダラカミキリ

真夏の陽射し

  先週から真夏日が続いていますが、日曜日までは連日のように夕立があり、夕方にはぐっと気温も水温も下がっていました。しかし、昨日は夕立が途切れ、今日も今の雲行きでは無さそうです。山地の小菅といえども真夏日が続くと水温は上がり、今朝の9時で既に18度もありました。このまま、夕立が来ないで真夏の陽射しが照りつけると、今日の水温は20度を上回りそうです。
 
 ▲今朝9時頃の金風呂。真夏の強い陽射しが照りつけ、水温が上昇し始めていました
 
 ▲真夏日が続くと魚たちは少しでも水温が低い場所を求め、白泡の中や木陰へ移動します

 水温が20度以上になると、マス達の活動は極端に落ちます。そこでこの時季は、水温が16度以上にならない源流部まで足を伸ばす、日中は釣りをあきらめて花や蝶などを見るなど、ちょっと変わった釣行を試されてみてはいかがでしょうか?。
 
 ▲金風呂の川で今朝撮影したイワタバコとタマアジサイ。ほかにも様々な花が咲いていました

 代表的な薬用植物の一つ、トチバニンジンが真っ赤な実を付けていました。朝鮮人参の仲間で、葉が栃の葉と似ていることからつきました。また、ネコ科の動物が大好きなマタタビも実を付け始めました。マタタビの実は紡錘型ですが、開花期に昆虫に卵を産みつけられると組織が異常な発達をして虫こぶになります。漢方ではこの虫こぶ木天寥(もくてんりょう)と呼んで珍重しています。薬効もこの虫こぶの方が通常の実より遥かに高いそうです。
 
 ▲色鮮やかなトチバニンジンの果実             ▲薬効の高いマタタビの虫こぶ

小菅川の状況

  台風4号による総雨量は133弌△修裡恭笋謀る80个昨夜の8時から11時までの3時間で降りました。このため、水量が一気に増え、川の状況が大きく変わりました。金風呂の川原は左岸側に水が回り、車で降りることができなくなっています。また、小菅フィッシングヴィレッジも淵が流出し、修復工事が終わるまで臨時休業します。
 
 ▲今朝6時の金風呂の状況。河川一杯に水が流れ、左岸の駐車場がなくなっています
 
 ▲降り口付近の道路が消失し、水量計では木橋が流されました
 
 ▲余沢橋付近も川幅一杯に増水しています      ▲K・F・Vでは淵が埋りました

 雨の降り方が短時間に集中した分、水の引きも早く、白沢川や源流部の第一堰堤から上流は明日には薄濁りとなり、渡渉もさほど問題ない水量となりそうです。ただし、台風5号の状況によっては、再び濁流となることもありますので、小菅村漁協にお問い合わせください。
 小菅村漁協:0428−87−0741平日の8時30分〜17時の間
 
 ▲午前9時の白沢川と源流の第一堰堤。水量が落ち、水が澄み始めていました

 23日の第4土曜日は、小菅川の一般区間の定期放流日です。台風5号の影響を受けなければ、放流は通常通り行ないます。定期放流については、22日の金曜日に再度本ブログでお知らせしますので、ご確認ください。

追 伸
 24日の日曜日に小菅フィッシングヴィレッジで予定していました、第19回上州屋カップ山女魚釣り大会は中止となりました。また、C&R区間の金風呂の修復工事は、今週末から来週半ばになる見込みです。この工事が終わるまで、金風呂は車で降りられませんのでご承知おきください。

=お知らせ=
特産品を詰合せた小菅村漁協のお中元ギフトセット「山の幸」期間限定にて特別販売しています。
 

JUGEMテーマ:トラウトフィッシング 

梅雨寒

  今日は朝からシトシトと、梅雨特有の雨が降っています。気温が上がらず正午でも16度、長袖の上にパーカーを羽織っています。今年は天候不順で地温が上がらないためか、作物の出来が良くないようです。新ジャガを掘り始めているジャガイモは、1株に2〜3コしかついていないそうです。また、長年ミツバチを飼っている人が、この時季にハチミツが絞れなかったは初めてだと嘆いていました。山の花が極端に少なかったのでしょう。
 C&R区間の魚の反応が芳しくないのも、天候不順が影響しているのでしょうか。群馬県の神流川に先週行った方が、神流川の魚も同じようだったと言われていました。
 
 ▲水量は減水気味ですが、魚は依然ベタ底で中々、水面まで出てきません

 4月から多くのウグイが産卵していますが、稚魚の姿が見られませんでした。ようやく、昨日あたりから稚魚の群れが見られるようになりました。体長は3仭宛紂∨イた砲茲蟶戮い燭瓠注意して探さないと気づかないかも知れません。一方、ヤマメは稚魚から幼魚、体長で5〜10cm前後の個体が、多摩清流苑から下流の全域で数多く見られます。フライやルアーにも反応し始めていますので、優しいリリースをお願いいたします。特に一般区間での餌釣りでは、頻繁に釣れてきまます。この時季、餌釣りでもスレ針(バーブレスフック)に換える、手を濡らしてから幼魚に触れるなど、魚の扱い方に細心の注意をお願いいたします。
 
 ▲針より細いウグイの稚魚                ▲小菅川で産まれたヤマメの幼魚

 余沢橋下流の災害復旧工事が終了し、施工業者が河川整備を行なってくださいました。周囲の石を河川に戻し、水深のある流れを造りましたので、数日後には魚がついてきます。ご協力ありがとうございました。
 
 ▲余沢橋下流の工事箇所。魚の付き場所が多くできましたので、今後が楽しみです

 マタタビの葉が白く変わってきましたので、間もなく花を付け出します。大成沢出会い対岸では、オオバアサガラが房状の白い花を一面に咲かせています。石垣などに多いテリハノイバラは、秋には赤い実を付け、小鳥たちに食料を提供します。釣りの合間に、花や鳥、蝶などへも眼を向けてみませんか。小菅の自然の豊かさが垣間見えてきますので。
 
 ▲大成沢出会い対岸のオオバアサガラ          ▲テリハノイバラ

ニジマスの稚魚

  3月末から4月中旬にかけて、C&R区間では多くのニジマスが産卵しました。しかし、5月の始めに200仄紊旅覬があり、その後、最下流部は河川の修復工事を行いました。このため、今年の孵化は望めないと思っていたのですが、今日、1cm弱の稚魚を数匹見つけました。水面からの目視ですので、種までは同定できませんが、時期的にニジマスの稚魚である可能性が大です。あの大雨とその後の修復工事の中、たくましく生き延びている生命力に驚ろかされました。
 3cm前後のニジマスとヤマメの稚魚は酷似しており、同定が難しいと言われています。昨年、4月半ばにヤマメ、5月半ばにニジマスのこのサイズの稚魚の写真を撮り、観察もしました。結果、素人判断ですが、両者の稚魚の違いは、.縫献泪垢惑愽匹瞭部よりに黒い筋が入るがヤマメは背鰭の外縁全体と尻鰭に黒い筋が入ること ▲僉璽沺璽の数がニジマスの方が多いこと ニジマスは3cm前後でも瀬に入るがヤマメは緩い溜まりに留まっていること などが違うように思っています。両種の明確な判別方法をご存知の方、小菅村漁協0428-87-0741の加藤へご教示ください。よろしくお願いいたしします。
 
 ▲昨年4月中旬に撮影したヤマメの稚魚        ▲5月中旬に撮影した同サイズのニジマス稚魚?
 
  ▲それぞれの拡大写真。左がヤマメ、右がニジマスと思われる稚魚

 例年より遅れていますが、モリアオガエルの産卵が始まりました。村内では数箇所に産卵池があり、その一つでは20個以上の卵塊が見られます。産卵はほとんど水面上の枝先で行いますが、中には5m以上の高さに産むこともあります。あの小さな体で木を登り、しかも卵を産む枝先は必ず水面を向いています。いつもながら、生き物の不思議な能力に感銘させられます。
 
 ▲水面上の枝先に産みつけられたモリアオガエル卵と近くで見つけた♂        
 
 ▲産卵準備中のカジカガエルのペアー         ▲ヤマアカガエルのオタマジャクシ
  
 ジャガイモの花が咲き始めましたので、間もなく新ジャガが食べられるようになります。山菜として新芽を食べたミツバアケビには、小さな果実がいくつもついていました。庭先や石垣に植えられているマツバギクのピンクは、小菅に初夏の訪れを告げます。
 間もなく梅雨入り宣言がありそうで、この週末の天気もあまり芳しくないようです。しかし、渇水の小菅川には恵みの雨で、魚たちの活性が高まります。この時季、ヤマメやイワナは体力を回復し、最も美しくなります。元気な魚たちに会いに来ませんか。
  
 ▲ジャガイモの花           ▲ミツバアケビの果実       ▲マツバギク

追伸
 余沢橋下流の災害復旧工事が、ほぼ終わりました。最終工事として、工事箇所周辺の河川整備を6月11日の月曜日に行います。このため、月曜日の13時以降、C&R区間は濁りが入りますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

  

ドライで釣れ始めました

  小菅川の水位は大幅に下がり、渇水に近い状態です。水量が落ち、水面への関心が低かった金風呂でも、昨日あたりから16番前後のドライフライで釣れるようになっています。日中のフライは、ピーコックやフォーム材などで作る陸生昆虫系への反応が良いようです。イブニングは午後6時頃から7時15分頃まで、特に7時前頃からライズが増えてきます。一日、目一杯楽しみたい方は、視認性の良い大型フライもご用意ください。
 
 ▲水量が大幅に落ち、流芯からも魚が飛び出すようになりました
 
 ▲今日のお昼、同じドライフライで釣れたヤマメとニジマス
 
 ▲岩盤沿いの流芯でも反応がありました        ▲今日使った16番のピーコックパラシュート

 先週末、天然魚区間の六番堰堤周辺を歩きました。ユスリカやガガンボ、ミドリカワゲラなど、多くの虫が飛び交っていましたが、晴天の日中ということもあり、ライズは全く見られませんでした。水量が少なく、魚は石の下などへ隠れているようで、魚の走る姿も見られませんでした。曇りや小雨、朝夕のマヅメなど、天候や時間帯を考えながらの釣行が必要でしょう。
 
 ▲堰堤上の開けた河原は一際水が少なく、魚の姿は見つけられませんでした
 
▲淵では多くのユスリカが飛び交っていました      ▲休んでいると大型のハエが手に
 
 お猿さんが遠慮してくれ、今、ニセアカシアの花が満開です。トチの花はほぼ終わりましたが 川沿いなどではウツギ、ガクウツギの白い花が目立ちます。どちらもユキノシタ科ですが、ウツギはウツギ属、ガクウツギはアジサイ属と大きく違います。ガクウツギの別名はコンテリキ、漢字では紺照木と書きます。葉の表面が濃い緑で、光沢を持っていることから付けられた別名だそうです。
 
▲卯の花とも呼ばれているウツギ             ▲ガクウツギは日影に多く自生しています

追伸
 平山キャンプ場手前の橋梁工事が月曜日から再開しました。工事は8月末頃までで、この間、約100mの工事区間河川は、立ち入り禁止となっていますので、ご承知おきください。
 
▲平山キャンプ場手前の橋梁工事。今日は大型クレーンで部材を河川へ吊り下ろしていました

 明日の夕方、余沢橋下流の災害復旧工事で、河川の一部埋め戻しを行ないます。このため、明日6日の水曜日、金風呂は午後5時頃から濁りますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

イブニング

  水量は平水以下になりましたが、淵尻や水面付近に定位する魚が少なく、依然、ドライへの反応は芳しくありません。岩盤や岸際を注意深く見るとイワナやヤマメの姿が目に付いてきましたので、ビートル、アント、ワームなど、陸生昆虫への関心が高まってきているのではないでしょうか。
 水棲昆虫の羽化は、日中から早朝と夕方に移ってきています。5月始めの大雨で、例年に比べるとハッチする虫の量は少なめですが、午後6時を過ぎるとライズが起こり、14番前後のパラシュートでもそこそこ釣れています。イブニングの季節になってきているようです。
 
 ▲岩盤際にイワナやヤマメが定位してきました     ▲イブニングには瀞瀬でライズが起きています
 
▲流下が多い水量計は日中でもそこそこ反応が    ▲この淵にもウグイの群れが遡上していました

 ニセアカシアの甘い香りが漂っています。この花には蜜が多く、テンプラにすると美味ですが、人間だけでなく、ミツバチを始め多くの虫たちも吸蜜に集まってきます。しかし、ここ数年は庭先などの一部を除き、殆どの花がニホンザルに食べられてしまい、満開の花を見ることができません。お猿さんには少し遠慮してもらいたいのですが・・・・・。
 
 ▲ニセアカシアの蜜は多くの虫たちの栄養源     ▲ホオノキの花は国内では最大級
 
 ▲桐の花は今が盛りです                 ▲庭先には様々な色彩のクレマチスが

 平山キャンプ場手前で昨年から橋梁工事を行なっています。工事は終盤を迎え、橋の本体工事に入ります。鉄骨で橋げたを組み、その後、コンクリートで床盤を造ります。この工事は、6月4日の月曜日から8月末頃までの予定です。工事期間中は、落下物などの危険性が高くなりますので、約100mの工事区間への立ち入りを禁止とします。区間の上下流に立ち入り禁止の標識を設置しますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
 
 ▲6月4日から8月末まで、この区間は立ち入り禁止となりますのでご承知おきください

小菅川ウグイの産卵動画

小菅川へウグイの大群が産卵のため遡上してきました。