在来ヤマメ

  小菅川の通称一番堰堤から上流では、ヤマメの放流は行っていません。小菅川の在来ヤマメを残すためで、この区域では体長制限のほか、1日5尾以内と尾数制限も設けています。源流流域ですが、川と平行して道路が整備され、急峻な箇所が少なく簡単に入渓できます。このため、釣り人は多いのですが、その割には多くのヤマメが棲息しています。

 今日の午前中、今シーズン初めて、フライで五番堰堤付近を探ってみました。先週からの雨で水量は平水の3倍以上に増え、長靴で行ったために渡渉ができず苦戦しました。流れ込みや対岸の緩流帯を丹念に流し、ようやく2尾の在来ヤマメに出会えました。
  
  
  
 以前から、小菅川の在来ヤマメの特徴を調べていますが、いまだこれといったものに行き当たっていません。パーマークの数や形、腹部や背部の黒点の数や大きさ、側線付近に出る朱色の有無など、いくつかの比較ポイントはありますが、個体差も大きく、他の河川のヤマメと明らかに違う点に気づくまでには至っていません。
  
  
 ▲五番堰堤の2歳魚の在来ヤマメ。パーマークと黒点でも数や大きななどに個体差が大きい

 一般区間やC&R区間でも、在来若しくは野生と思えるヤマメに出会うことが多々あります。これらのヤマメと比較しても明確な違いが見つかりません。小菅川の在来ヤマメの特徴をご存知の方、小菅村漁協へご教示ください。
  
  ▲一般区間の在来若しくは野生ヤマメ。源流域の在来ヤマメとの明確な差異は
 

 今週は、断続的に雨の日が続いています。昨日は強く降った時間帯があり、連続雨量は41个肪しました。この雨で水量は先週の状態に戻り、薄っすらと濁りが入っています。明日からしばらくの間は天気が回復し、夏日が戻るようです。水量は多い状態ですが、魚の活性は高くなっています。特に金風呂では増水に乗じ、ダムからニジマスが戻ってきているようです。今週は20兪宛紊龍筌團で、背がグリーンがかったニジマスがルアー、フライに良く反応してきます。体型が細長く、鱗はスモルト状態で、大きさから判断すると一昨年の春に産まれた個体のようです。ダムからの遡上か、河川から流下途中なのか、定かではありませんが、かなりの数がいそうです。
  
  
  

  ▲2歳の野生虹鱒。左は5月中旬に余沢の吊橋下で、右は昨日金風呂で釣れた個体