夏至

 明後日の土曜日は夏至、日曜日からは昼の時間が短くなっていきます。今シーズンの渓流釣りも、折り返し地点を通過しました。前半の小菅川は大雪や寒気の居座りなどが影響し、余り芳しくありませんでした。しかし、5月下旬以降、C&R区間では、夕マヅメに例年にないライズが起きています。時間は7時以降の30分間程ですが、こんなにも魚が居たのかと驚かされるようなライズが多くの淵で見られます。また、6月初めの大雨で魚が動き、様々な場所へ定位してきています。後半はそこそこ期待できるのではないでしょうか。水流は落ち着いてきたといえ、今週末でも平水の2倍以上はあります。特に、東部地区から下流部での渡渉には、十分注意してください。
  
  

 ▲今朝の余沢橋から下流部の状況。平水の2倍以上の水量ですので渡渉は浅瀬を選び慎重に

 小菅川の在来ヤマメと違うなと思う魚体に、時折出会います。昨年では、丹波川支流の後山川、桂川支流の小金沢川のヤマメがそうでした。相違点は、「後山川は古くからアマゴが混生しており、薄っすらと朱点らしきものや尾鰭に黒点の入る個体が多い」「小金沢川は背部の黒点が多い」などですが、個人的な見解であり、学術的な根拠は全くありません。
   
   ▲後山川。多くの個体に朱点の痕跡らしきものが現れ、尾鰭にも黒点が
  
  ▲小金沢川。釣れた場所の明暗で体色に差は出ているが、瀬や原部の黒点の多さは共通

 マタタビは葉が白に変わり、アワブキ穂状の白い花を一面に咲かせています。マタタビは虫媒花でありながら、葉の下側で花を咲かせるため見えません。定かではありませんが、虫たちに花が咲いていることを知らせるため、花の時期だけ葉を白くするともいわれています。 
  

 水量計から3つ下流の淵の対岸で、白い花が咲いています。花の形がハナミズキにそっくりなヤマボウシで、小菅ではヤマグワと呼んでいます。
  

 渓流にカジカカエルの声が響き渡っています。岸沿いの濡れた石の上を捜すとその声の主に会えますが、声の割には思いのほか小さい姿に驚かされます。

 今週末は梅雨空のようですが、カジカガエルには絶好の天候。爽やかな鳴き声が村内の川原にこだまします。小さな歌い手、カジカガエルに会いに来ませんか。