年末年始の営業

  明日から年末年始の休暇に入る方が多いのではないでしょうか。この期間中、村内の釣り場や商店などでも、休業する日があります。管理釣り場などの休業日は次のとおりですので、ご承知おきください。また、休業に伴い、冬季釣り場の釣り券が購入できない場合があります。このため、12月31日から1月2日までの3日間については、現場でも800円で販売します。券を購入できない場合、そのまま釣りをしていてください。
 ・フィッシングビレッジ : 12月31日〜1月1日までの2日間休業
 ・トラウトガーデン   : 12月30日〜1月3日までの5日間休業
 ・玉川キャンプ村   :  通常通り営業します
 ・小菅の湯       : 通常営業。ただし、31日のみ午後4時で終了します

  
  K・F・Vは31日と1日の2日間、営業していません
  
 K・T・Gは12月30日から1月3日までの5日間、営業をしていません
  
 小菅の湯と物産館は通常通り営業しています。ただし、31日のみ午後4時に終了します

 今日は曇りで、寒い一日でした。日中の気温は5度で、夕方から小雪がちらつくとのことですので、明日の朝は薄っすらと雪化粧した小菅が見られるのではないでしょうか。ただし、路面にも雪が積もる場所が出てきそうですので、運転には十分注意してください。
  
 今日の午後、冬季釣り場では5名のフライマンがロッドを振っていました
  
 正午の水温は3度、随所に氷が残っている中、あちこちでマス達のライズが起きていました

 今日、金風呂から東部までのC&R区間を歩いてきました。随所に落ち葉が堆積し、魚の姿が数多く確認できました。また、水道局から金風呂の砂利の搬出工事を、1月中旬から2月末で行うべく、施工業者を決定しましたという電話も入りました。
 一般河川の解禁まで2ケ月余り、年末年始の休みには、解禁に向けての準備を始められる方も多いのではないでしょうか。来年も楽しい釣りができますよう、小菅川の一層の充実を図って参りますので、ご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます

  
 ▲堆積した砂利は解禁までには搬出されます      ▲どの淵でも大型虹鱒が見られました
  
  
  

追 伸
 フジテレビの年末特番「晴れたらイイねツ´2012」は、12月31日(月)午前6時〜7時の放送です。小菅村では釣りや料理の場面などが撮影されました。見覚えのある場所が多く登場すると思いますので、ご覧ください。

真冬のライズ

  日曜日から寒さが戻りました。今朝の最低気温は−6度、水温は朝8時が3度、11時が4度でした。水温が1度上がると、ユスリカのハッチが始まり、連動するかのようにマス達のライズが起きています。寒さは厳しいのですが、マス達はとても元気です。24番以下のミッジフライの釣りも中々面白いものがあります。寒さ対策をしっかりとされ、元気なマス達に会いにきませんか。
 
 11時頃からハッチが始まり、ライズが起きています。寒さ対策をしっかりとしてお越しください

 先週末の土曜日は朝から雨で、釣り人は3名だけでした。釣り人のいない淵で、3羽のカモが羽繕いに精を出していました。3羽は外見はカルガモでしたが、翼に青色が入っていましたので、マガモとカルガモの交雑種のようです。この3羽は小菅フィッシングヴィレッジから冬季釣場周辺を主な住処にしていますので、目にするのではないでしょうか。
 
 
 
 小菅養魚場の魚を狙うハシブトガラス           冬季釣り場で草の実を啄ばむカワラヒワ
 

ニジマスの産卵

  小菅川ではC&R区間の設定以降、ニジマスが産卵しています。産卵は例年ですと2月から3月でしたが、今年は11月末頃から始まっています。昨日、金風呂のC&R区間では、産卵床が10ケ所あり、うち、3ケ所では40cm以上のペアーが定位していました。産卵はこれから本格化していきそうですので、来春は多くのニジマスの稚魚が誕生しそうです。
  
 昨日の金風呂、川岸に堆積している砂利は解禁までには撤去されます
 
 ニジマスの産卵床。ヤマメ同様、淵尻に多く見られまますが、流速や水深に違いが
  
 イワナのように岸壁沿いや淵の中央などにも産卵床が造られていました
  
 降り口付近、山桜の木の対岸の産卵床。40cm以上の♀1、♂3尾が定位していました

 昨日から寒さが戻り、最低気温は氷点下6度まで下がっています。今日は薄日で最高気温は5度、水温は4度でした。明日は午前中は雪がチラつきますが、昼頃から気温が10度以上まで上がり、小雨になるとの予報です。道路に雪が積もることはなさそうですが、運転には十分注意してお越しください。
  

 今日は冬至、一年で最も昼の時間が短い一日です。明日からは一日ごとに昼の時間が長くなっていきます。禁漁期間の5ケ月も半分以上が経過し、あと、70日で小菅川が解禁します。『冬来たりたれば、春遠からじ』、そんな言葉を思い出しました。
  
 12月末まで冬季釣り場で陽が当るのはこの付近だけですが、年明け以降は広くなってきます
  
 今朝、冬季釣り場最上流部ではオシドリの♀が羽を休め、セグロセキレイの番が採餌していました

追 伸
 フジテレビの年末特番「晴れたらイイねツ´2012」は、12月31日(月)午前6時〜7時の放送です。小菅村では釣りや料理の場面などが撮影されました。見覚えのある場所が多く登場すると思いますので、ご覧ください。

雨の一日

  先週末は予報どおりの暖かさで、冬季釣り場の氷もすっかり融けました。
  
 左が先週金曜日、右が今日の朝に写しました。週末の暖かさで氷はすっかり融けました
  
 今朝の冬季釣り場は予報通りの雨で、釣り人0。魚には貴重なの休息日となりました

 今日は朝から雨、日中の気温は7度でこの時期としては暖かな一日でした。明日までは暖かさが残るとの予報ですので、集落内の道路が凍結することはなさそうです。しかし、鶴峠や松姫峠など、標高の高いところでは、凍結する恐れがありますので、運転はいつも以上に慎重にしてください。
  
 今日は終日、春先のような雨が降り続き、村内はモヤに包まれていました

 冬季釣り場周辺でも様々な野鳥が生息しています。水辺を主な生活場所とする鳥だけでも、この時季には次の12種類がいます。名前を羅列しますので、興味のある方は 野鳥図鑑 でご覧ください。
 キセキレイ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、カワガラス、カワセミ、ヤマセミ、ゴイサギ、アオサギ、 カワウ、カルガモ、マガモ、オシドリ  
 これらの鳥たちにとって、釣り糸は足や羽に絡み、致命傷となることが各地で起きています。冬季釣り場では、まだ、このような鳥に出会っていませんが、金風呂ではオシドリの雛やアブラコオモリがこの被害にあっています。釣り糸は必ず回収するようにしてください。
  
  カワガラスとトビは、冬季釣り場では最も良く目にする鳥の一つ

予報は暖かな週末に

  今週は厳しい冷え込みが続き、最低気温は連日氷点下6度前後まで下がりました。日中も気温が上がらず、真冬並みの寒さでした。冬季釣場も水しぶきが凍りつき、あちこちにツララが見られます。こんな寒さの中でも、マスたちは元気で、10時頃からライズが見られ、午後には更にその数が増えています。ハッチはユスリカで、ピークになるとキセキレイが盛んに餌を啄ばむ姿が目に付きます。
  
▲今週の寒さであちこちに氷の塊が出来ています    ▲水辺の鳥、キセキレイ
 今日の正午の気温は7度、水温は4度でした。冬季釣場にはフライ2名、ルアー・テンカラ各1名、計4名の釣り人おり、全員魚の顔が見られたとのことです。明日からは寒さも一段落で、しばらくは暖かな日々が続くようです。明日の小菅の天気は正午頃から弱い雨が降りますが、気温は15度と暖かいとの予報です。魚の活性も高くなりそうですので、雨具を用意してお出かけください。
  
 正午頃の釣り人は4名、反応は良好とのことでした。最下流のライズは橋の上からも判ります
  
 11日の火曜日、フライロッダーズとフライ・フッィッシング・ポスト(FFP)の取材がありました。案内人はすれ鱒屋の高橋さんで、3魚種を釣り上げていました。小菅のC&R区間と冬季釣場の様子を中心に取材がされました。当日の記事は、1月22日発売のロッダーズ3月号に掲載される予定です。
  
 冬季釣り場での取材風景。さすがすれ鱒屋さん、22番のミッジで3魚種を釣り上げました
  

発眼卵放流

  昨日、小菅養魚場から寄付いただいたイワナの発眼卵、約15,000粒の埋設放流を行いました。区間は小菅フィッシングビッレジから下流と白沢川の11ケ所で、水通しの良い場所を選んで丁寧に埋めました。魚の卵の発育は、積算温度で進みます。イワナの場合、受精から発眼までの積算温度は300度、更に孵化までに120度かかります。孵化後は卵のうの栄養分で生活し、自ら泳いで餌を採り始めるのは、孵化後の積算温度で300度前後だそうです。来春、昨日の卵が無事に孵り、多くの稚魚の泳ぐ姿に期待しています。
  
 15,000粒の発眼卵。右のアップの写真の黒い点が眼です
  
 設は塩ビ管を使って流れを止め、卵を置き、小石で埋め、最後に大きめの石で保護しています
  
 埋設場所は水通しを第一に、孵化後の稚魚の隠れ場所の有無などを見て行っています

 今朝の最低気温は−4℃まで冷え込みましたが、日中は風も無く10度まで上がりました。冬季釣り場の水温は、朝9時が5度、午後2時が6.5度でした。水温が1度上がるとユスリカなどのハッチが始まります。その時間は10時頃からで、天気が良いと午後に更に多くなっています。早朝は路面の凍結などが懸念される時期となっています。時間に余裕をもって、ゆっくりとお出かけください。
  
 日当りが悪くなってきていますので、防寒対策をしっかりとしてください
  
 9時の水温は5度、この水温でもライズしている元気なニジマスがいました

追 伸
 小菅村漁協で販売している特産品セットは、全て手作りで申込みを受けてから製造しています。また、熱燗だけで作れる骨酒用岩魚や甲斐サーモンの薫製は、単品での販売も行っています。多くの皆様のご利用をお待ちしております。
 ご希望の方は、12月10日(月)までに下記のメール、または電話にてお申込ください。
 メールshop@kosugeriver.com 電 話 0428-87-0741 
  
 ▲骨酒用岩魚:直売特価500円              ▲甲斐サーモンの薫製:直特特価1,200円

 ※詳細記載のPDFパンフレットは こちら へ

甲斐サーモンの薫製

  お歳暮用の魚の加工品作りを始めています。甲斐サーモンの薫製は、月曜日に25匹を捌き、今日まで乾燥させ、明日12時間あまりスモークにかけて仕上げます。骨酒用イワナとヤマメの塩焼きは、昨日120匹を炭火で焼き、今日の午前中天日乾燥して仕上げました。しばらくの間、毎日この作業に追われます。
  
 上品な脂ののった赤身、素材の良さを活かし味付けは岩塩だけで行っています
  
 清冽な河川水で育てた小菅の魚は一味違います。川魚本来の旨みを味わってみませんか
 特産品セットと魚の加工品の年内のご注文は、12月10日までとさせていただきます。ご希望の方は、下記のメール、若しくは電話にてお申込ください。
  メールshop@kosugeriver.com    電 話 0428-87-0741 
  
 ▲骨酒用岩魚:直売特価500円              ▲甲斐サーモンの薫製:直特特価1,200円
           ※詳細記載のPDFパンフレットは こちら へ

 2日の日曜日、小菅フィッシングヴィレッジで、椿堂渓流ルアースクールが行われました。講師は本山博之氏、ラインの最強の結び方やルアーの選び方などの基礎知識から実釣まで、細やかな講義がされました。中でもPEラインを結ぶ際にゴム鉛を使って編みこむ方法やスナップの最強の結び方など、直ぐに実践できる事項が数多くありました。来期の楽しみがまた一つ増えた一日でした。
  
 腰を下ろしてじっくりと基礎知識を学んだ後、下流のストリームで実践向けのレクチャーを

 日曜日の夕方に初雪が降りました。積雪は約1cmで、月曜日には雪景色が見られました。雪景色は午後には消え、再び、冬枯れの風景に戻りました。
  
 月曜日の朝は周囲の山々や木々が薄っすらと雪化粧し、趣きが一変していました

 昨日は冷え込みが緩み、日中は12度まで上がりました。今朝は氷点下3度、この時期の小菅の気温に戻っています。今日の午後、2時から30分ほど、冬季釣場でフライを振ってみました。22番のドライでそこそこ反応し、元気なニジマスが2匹釣れました。寒くなってきましたが、魚たちは元気でドライへの反応も良好です。ホットカイロなどを忍ばせてお越しください。
  
 ライズしていた魚は、駐車場付近より頭首工から下流に多く見られました
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