新緑から深緑へ

  今週に入り、夏日が数日あり、ようやく木々が深緑に変わってきました。この深緑の山々で目を引く紫色は藤と桐の花で、今が盛りです。
  
  

 山菜のシーズンは終盤に入り、ギボシやコゴミが主流を迎えています。ウドやサンショウは大きく伸びていますが、先端部分を摘めば6月末頃まで食べられます。
  
  

 今シーズン、小菅川はライズの少ない状態が続いています。中層から底に定位している魚の姿はそこそこ見えるのですが、例年に比べ表層や岩盤沿いに定位する魚がいません。木々が深緑になり、水面へ落下する虫の種類も増えてきていますので、そろそろ例年の状態に回復してくれることに期待しているのですが・・・・・・。
  
  
 

萌黄色の山々

  木々の芽吹きの時期の黄緑は、萌黄色とも呼ばれています。例年、小菅の集落周辺では4月下旬の1週間余りですが、今年はこの状態が2週間以上続いています。暖かな日と寒い日の差が激しく、天候が安定しないせいでしょうか。八重桜が満開で、花弁が風に舞い始めました。花期の短い山吹は見られなくなりましたが、ヤマツツジやボケの花は盛りです。先週末頃からヒメウツギやウワミズザクラが咲き出しています。
  
  
  
  

 天候不順からか、魚の活性が中々上がってきません。例年、産卵で遡上してきたウグイはルアーに果敢にアタックしますが、追ってくるウグイは殆どいません。ライズするマス類もとても少なく、フライも苦戦を強いられています。新緑から深緑へと変わっていく来週以降には、魚の状態も好転していくことに期待しています。
  
  

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