2015.03.25 Wednesday
定期放流
28日は第4土曜日で、小菅川一般区間の定期放流日です。今回の放流量は、ヤマメ50・イワナ30・ニジマス50の計130kg、区間は橋立地区の中川原橋から東部地区の余沢橋下流までの本流と支流の白沢川です。午後1時30分以降、上流から順次放流していきます。定期放流日、釣り人が集中する冬季釣場付近では、朝から竿を立てて場所を占有している人を見受けます。一般河川でのこのような行為は、ぜひともお止めください。また、区間全域へ放流するため、釣り人一人ひとりの前へ放流することはしませんので、ご承知おきください。
▲最上流の中川原橋と冬季釣場。混雑する冬季釣場では、縦列ではなく、横列に駐車してください
▲田元橋下流部と多摩清流苑。水量はこの時期の平水ですが水温の低い状態が続いています
▲支流の白沢川と本流の余沢橋上流。余沢橋の下流100mからは餌釣り厳禁のC&R区間です
随時放流のC&R区間へは、27日の金曜日の夕方、大成沢合流点から下流へヤマメ30・イワナ10・ニジマス40の計80kgを放流します。21日の土曜日から寒の戻りで、連日氷が張っています。日中も北風や曇り気味で、最高気温も10度以下です。今朝の水温は5度、多くの魚がベタ底で動いていませんでした。寒の戻りは今日か、明日の午前中まで、金曜日からは一気に気温が上がるとの予報です。暖かさが戻り、新しい魚の入る今週末、ルアー・フライ・テンカラともに楽しい釣りができるのではないでしょうか。
昨年の秋、C&R区間の玉川合流点から上流と白沢川、平山キャンプ場付近へヤマメの親魚50kgを放流しました。11月中旬まで水量が多く、産卵床の確認はあまりできませんでした。しかし、この親魚放流の成果でしょうか、C&R区間の水量計から上流では先週からあちこちにヤマメの稚魚が泳いでいます。大きさは2cm前後、緩やかな流れで落ち葉が溜まった場所に群れています。釣りの合間、このような場所を静かに覗くと見られます。
サケ・マス類の稚魚に共通するパーマーク、和訳すると幼魚班でヤマメ以外は成長とともに消失します。小菅川に棲息するマス類は3種、幼魚の時期はとても良く似ていますが、体色やパーマークの数、背鰭や尻鰭への黒線の出方などに違いがあると思っています。また、落葉や石の下に潜み姿を見せることが少ないイワナ、稚魚の段階から速い流れに入っていくニジマスなど、習性も違うように思えます。下記にヤマメ、イワナ、ニジマスの順に掲載した写真で、違いをご確認ください。違いが判った方、その下の2枚の写真の稚魚の種類を判別してみてください。
お願い
特別年券をお申込され、まだ、受け取られていない方が10名ほどいます。受け取りはすずめのお宿で現金引換えとなりますので、お早めにお願いいたします。ただし、すずめのお宿が不在となるときがあります。前日の夜に電話(0428-87-0937)にてご確認の上、お越しください。また、すずめのお宿が不在となる場合、漁協事務所(0428-87-0741)で対応いたします。