冬季ニジマス釣り場が延長

 小菅フィッシングヴィレッジは、明日、12月1日から2月末日まで冬季休業します。この休業期間中、フィッシングヴィレッジの区間は、ルアー・フライ・テンカラの疑似餌釣りで、かつ、キャッチ&リリースの釣り場として漁協が運営します。10月1日からスタートした冬季ニジマス釣り場の区間が、下流へ更に1kmほど延長されるわけです。当初開設の400mの区間は、前の山が遮り、陽射しがほとんど当たらなくなっています。明日から延長される下流部は、比較的開けていますので、8時前から14時頃まで陽射しが当たります。風さえ吹かなければ、この時期でも太陽の恩恵を受けながら釣りが楽しめます。釣り場区間の延長ですから、料金は従来通り、日釣り券一般1,000円、女性・中学生等500円で、当初の区間と行き来することも可能です。

 延長される1kmの区間中、池ノ尻橋から下流の400mは短くて深い淵で区切られています。水温の低い冬場、このような淵では、疑似餌での釣りとても難しくなります。

       

 このため、放流は最下流の400mを中心に行いますので、ご承知おき願います。最下流は、もともとルアー・フライ・テンカラのエリアで、多くの魚が残っています。更に、今日の夕方に田元橋の上下の一部を手直し、ニジマス30kgを放流しました。水温は5度前後まで下がってきていますが、フライ・テンカラだけでなく、しばらくはルアーでもそこそこの反応が得られるのではないでしょうか。

  

  

 

 フィッシングヴィレッジのトイレと水道は、凍結防止対策を施したため使用できません。トイレは、釣り場入り口の公衆トイレをご利用ください。また、水道水が必要な場合は、フィッシングヴィレッジのトイレ手前にある水道をお使いください。

  

  

 

 駐車は、右岸側が広くなっていますので、土管橋を渡った先へお願いします。区間内にある休憩小屋は適宜利用できますが、管理者がいませんので直火は絶対にしないでください。また、遊漁券は、フィッシングヴィレッジを除く村内の従来の販売所でお買い求めください。なお、平日の午前8時30分以降は、建物内の漁協事務所でも販売しています。ただし、12時から13時は、職員が不在となり販売できません。

  

 最低気温が零度以下となる日が多くなり、早朝には道路が凍結することも出始めています。魚たちの活性が上がり、ライズが始まるのは10時以降です。防寒対策をしっかりされた上で、余裕をもって安全運転でお越しください。

道路の状況

 昨日は未明からお昼過ぎまで時ならぬ雪、20cm以上も積もりました。雪が止んだ午後から今日の午前中、主要道路の除雪が行われました。南向きとなる奥多摩方面からの道路には雪は残っていませんが、上野原方面からの鶴峠や北向きの一部にはシャーベット状態で残っています。雪の残っていない奥多摩方面からの道路も、朝の早い時間帯には路肩からの融けだしで凍結する箇所がありそうです。数日はスピードを控え、慎重な運転でお越しください。今日の7時と15時の余沢ともみじ橋付近の道路はこんな状況です。

  

  

   

 今日は雪で水温が急激に下がったためか、午前中はライズが見られませんでした。午後になりポツポツとライズが見られましたので、水際の雪の上を見ると多くのユスリカの成虫が休んでいました。サイズは24番前後、時ならぬ雪ですが、日中はミッジでの釣りが面白そうです。ただし、冬季釣り場、フィッシングヴィレッジともに明日は全面に雪が残っており、長靴でないと歩けません。また、冬季釣り場の河川駐車場は、ノーマルタイヤでの走行は難しそうです。4駆やスタッドレス車以外は、降り口手前に駐車してください。

  

  

 

お知らせ

 フィッシングビレッジは、12月1日から2月末まで冬季休業となります。再開は3月1日からですので、ご承知おきください。なお、休業期間中、ルアー・フライ・テンカラの疑似餌釣りで、かつ、キャッチ&リリースの釣り場として漁協が運営します。この詳細は、11月30日までに再度お知らせいたします。

   

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