新しい命が

  昨日からの雨は、今朝から雪となり村内全域で2cmの積雪となりました。集落内の道路は全く問題ありませんが、松姫峠や柳沢峠など、標高1,000m以上の道路は10cm以上の積雪で明日一杯は冬用タイヤが必要でしょう。

正午のK・F・V。気温1度で全村がうっすらと雪化粧されました。

 金風呂C&R区間の緩やかな淵に堆積している落ち葉の中では、体長2cm前後のイワナの稚魚が誕生していました。イワナの稚魚は落ち葉や石の下などに潜み、明るい場所で泳ぐことをしません。春先の釣行の際には落ち葉の溜まりに踏み込まないようにしたいものです。
 ヤマメの稚魚は見つかりませんでした。ヤマメの稚魚は緩やかな淵の岸際で、明るい場所に群れて泳ぎます。今月の終わりか、遅くても4月の始め頃までには姿を現すでしょう。

手前の落ち葉の溜まった中に多くのイワナの子供たちが潜んでいました

 早春の花たちが咲き始め、木々は芽吹きの準備を始めています。既に抱卵を始めているカワガラスを筆頭に、鳥たちの子育ての準備も始まっています。金風呂の川原でもヤマセミ、カワセミ、オシドリなどがつがいで行動し、ミソサザイやウグイスなどの囀りが聞こえるようになりました。
 
縁起が良い言われているマンサク          ダンコウバイ(小菅での名称は岩ズサ)
 
ヤナギの仲間の花                    トチノキの新芽
 
コブシの花芽が大きく膨らんでいました      金風呂の淵にいるオシドリの番の♂

ナガレタゴガエルと天然魚区間のポイント

  ナガレタゴガエルは渓流域に棲むアカガエルの仲間で、日本のカエルの中では最も早く産卵を始めます。産卵の最盛期は渓流釣りが解禁となる頃ですが、分布が局地的なこともあり姿を見たことがある人は少ないのではないでしょうか。腹部の皮膚が伸び、ここに酸素を溜めることで長時間の水中生活ができるという特異な生態を持つカエルです。
 多摩川水系の上流部では比較的普通に生息しています。小菅川でも金風呂から源流部までほぼ全域で見られますが、5年前の台風による大洪水で激減しました。漁協の設置した看板や河川への降り口などの状況確認のため、源流部を歩きました。流れが緩やかで日当たりの良いところを主体に、源流部の河川でナガレタゴガエルを探したところ、数箇所で卵や姿を確認することができました。徐々にではありますが、着実に復活してきているようで、とてもうれしくなりました。
 
水中に♀1匹と3匹の♂がいました。          落ち葉の中に卵が
 
 橋立の通称一番堰堤から上流部、天然魚区間中、主な河川への降り口の状況も確認してきました。いずれも問題なく歩けますが、この時期河川沿いの斜面は落石が多く発生しますので、釣行の際には川だけでなく周囲の状況を十分確認してください。下流部から雄滝までの主な降り口、6カ所を下流側から紹介します。
 
 О貳岷當蘊紊悗旅澆蠍        ◆舗装が終わり砂利道を400mほど進んだ地点
 
:三番堰堤上への降り口           ぁ白糸の滝駐車場の約1.4匱蠢
   
白糸の滝駐車場。4月以降はトイレが使用可能に  ァ白糸の滝駐車場から800m先

Α雄滝遊歩道入り口。  6ケ所の降り口には尾数制限の看板が設置してあります

車両での通行ができなくなります

  金風呂C&R区間最下流部の河川への道路は、3月14日から3月25日まで車両通行止となります。この通行止めは、出入り口の砂利採石場が閉鎖され、この機材の撤去作業が行われるためのものです。出入り口付近はこの採石場の私道で、事業主のご厚意により通行させていただいており、撤去作業が終了次第、従来どおり通行できます。また、この期間のうち、19日から21日の祝祭日、3日間については、車両が通行できるようにして作業を行っていただけるとのことです。皆様のご理解とご協力をお願いします。特に事業者の特別な配慮により通行が可能となる19日から21日については、撤去作業が優先ですので通行の際には十分な注意を払ってください。

閉鎖に伴い機材の撤去作業が行われる砂利採石場
 
 出入り口が通行止めとなる期間中、C&R区間の金風呂から新玉川橋の間の駐車は、次の場所をお使いください。これらのうち、個人の駐車場については漁協で所有者の了解を得ています。
 
ログハウスの左右のすずめのお宿駐車場     民宿あおやぎ屋駐車場
 
小料理屋こさとの駐車場           これら3ケ所の駐車場からの河川降り口

 
大成沢出会い付近。道路の両脇へ駐車     新玉川橋の駐車場。河川へは橋を渡った直後を


小菅トラウトガーデン付近の風景。日影側にはまだ多くの雪が残っています