台風8号

  季節はずれの台風8号が日本列島を縦断し、各地に多大な被害をもたらました。幸い、小菅村では雨、風とも影響がなく、雨量も9日に31弌10日は4弌∩躅量で35个任靴拭今日は朝から快晴、南からの暖かな風が入り、気温は正午で30度を上回っています。
  


 2日間の雨量が30个魃曚靴泙靴燭里如濁りはありませんが水量は平水の3倍くらいに増えています。週末もこの状態が続きますので、渡渉には十分注意してください。
  
  
  

 水量計の直ぐ下の淵で、産卵を再開しているウグイをアオサギが狙っていました。道路の土手ではナワシロイチゴが食べごろに熟していました。明日、明後日と天気が回復し、暑くなるようです。まだ、体は夏の準備が出来ていませんので、熱中症など、暑さ対策をしっかりとされてお越しください。
  

河川工事

  昨日と今日の2日間、余沢橋から下流の2箇所で、県管轄の河川工事が行われました。余沢橋から吊橋下流まででは河川内に散在していた鋭利な鉄筋棒などの撤去が、金風呂の水量計から下流では消防水利道の補修が行われました。2日間、この区間では工事により終日濁り、ご迷惑をおかけしました。しかし、工事に併せて、深みを設けたり、石を掘り出すなど、魚の付き場所の整備を行ってただきました。河川環境が改善され、週末には魚も付いてきます。これからが楽しみな区間が増えました。
  
  
 ▲余沢橋から吊橋下流。危険物の撤去に併せ、深みや早瀬など、多くのポイントができました
  
  
▲水量計から下流側左岸の水利道路を補修。淵の補修や石の掘り出しも行われました

 昨日の2時過ぎ、30分余りですが猛烈な夕立がありました。時間雨龍は24弌以降も4時頃まで弱い雨が続き、累計では28个肪しました。猛烈な夕立の後、直ぐに水量は3倍余りに増え、夕方まで濁流になりました。今朝は濁りは取れていましたが、水量は2倍以上になっています。今週末も水量の多い状態が続きます。特に、白沢川の合流点から下流での渡渉では、場所の選択と慎重な足運びをしてください。
  
  

 水量が増え、魚の遡上が活発になっているのでしょうか。今日は水量計の魚道にハシブトガラス頻繁に飛来し、魚を狙っていました。
  

 渓流沿いなどで一面に白い花を咲かせているのはクマノミズキ、薄暗い林の中ではヤマアジサイが満開を迎えています。釣りの合間、花の散策などはいかがでしょうか。
  

夏至

 明後日の土曜日は夏至、日曜日からは昼の時間が短くなっていきます。今シーズンの渓流釣りも、折り返し地点を通過しました。前半の小菅川は大雪や寒気の居座りなどが影響し、余り芳しくありませんでした。しかし、5月下旬以降、C&R区間では、夕マヅメに例年にないライズが起きています。時間は7時以降の30分間程ですが、こんなにも魚が居たのかと驚かされるようなライズが多くの淵で見られます。また、6月初めの大雨で魚が動き、様々な場所へ定位してきています。後半はそこそこ期待できるのではないでしょうか。水流は落ち着いてきたといえ、今週末でも平水の2倍以上はあります。特に、東部地区から下流部での渡渉には、十分注意してください。
  
  

 ▲今朝の余沢橋から下流部の状況。平水の2倍以上の水量ですので渡渉は浅瀬を選び慎重に

 小菅川の在来ヤマメと違うなと思う魚体に、時折出会います。昨年では、丹波川支流の後山川、桂川支流の小金沢川のヤマメがそうでした。相違点は、「後山川は古くからアマゴが混生しており、薄っすらと朱点らしきものや尾鰭に黒点の入る個体が多い」「小金沢川は背部の黒点が多い」などですが、個人的な見解であり、学術的な根拠は全くありません。
   
   ▲後山川。多くの個体に朱点の痕跡らしきものが現れ、尾鰭にも黒点が
  
  ▲小金沢川。釣れた場所の明暗で体色に差は出ているが、瀬や原部の黒点の多さは共通

 マタタビは葉が白に変わり、アワブキ穂状の白い花を一面に咲かせています。マタタビは虫媒花でありながら、葉の下側で花を咲かせるため見えません。定かではありませんが、虫たちに花が咲いていることを知らせるため、花の時期だけ葉を白くするともいわれています。 
  

 水量計から3つ下流の淵の対岸で、白い花が咲いています。花の形がハナミズキにそっくりなヤマボウシで、小菅ではヤマグワと呼んでいます。
  

 渓流にカジカカエルの声が響き渡っています。岸沿いの濡れた石の上を捜すとその声の主に会えますが、声の割には思いのほか小さい姿に驚かされます。

 今週末は梅雨空のようですが、カジカガエルには絶好の天候。爽やかな鳴き声が村内の川原にこだまします。小さな歌い手、カジカガエルに会いに来ませんか。
   

在来ヤマメ

  小菅川の通称一番堰堤から上流では、ヤマメの放流は行っていません。小菅川の在来ヤマメを残すためで、この区域では体長制限のほか、1日5尾以内と尾数制限も設けています。源流流域ですが、川と平行して道路が整備され、急峻な箇所が少なく簡単に入渓できます。このため、釣り人は多いのですが、その割には多くのヤマメが棲息しています。

 今日の午前中、今シーズン初めて、フライで五番堰堤付近を探ってみました。先週からの雨で水量は平水の3倍以上に増え、長靴で行ったために渡渉ができず苦戦しました。流れ込みや対岸の緩流帯を丹念に流し、ようやく2尾の在来ヤマメに出会えました。
  
  
  
 以前から、小菅川の在来ヤマメの特徴を調べていますが、いまだこれといったものに行き当たっていません。パーマークの数や形、腹部や背部の黒点の数や大きさ、側線付近に出る朱色の有無など、いくつかの比較ポイントはありますが、個体差も大きく、他の河川のヤマメと明らかに違う点に気づくまでには至っていません。
  
  
 ▲五番堰堤の2歳魚の在来ヤマメ。パーマークと黒点でも数や大きななどに個体差が大きい

 一般区間やC&R区間でも、在来若しくは野生と思えるヤマメに出会うことが多々あります。これらのヤマメと比較しても明確な違いが見つかりません。小菅川の在来ヤマメの特徴をご存知の方、小菅村漁協へご教示ください。
  
  ▲一般区間の在来若しくは野生ヤマメ。源流域の在来ヤマメとの明確な差異は
 

 今週は、断続的に雨の日が続いています。昨日は強く降った時間帯があり、連続雨量は41个肪しました。この雨で水量は先週の状態に戻り、薄っすらと濁りが入っています。明日からしばらくの間は天気が回復し、夏日が戻るようです。水量は多い状態ですが、魚の活性は高くなっています。特に金風呂では増水に乗じ、ダムからニジマスが戻ってきているようです。今週は20兪宛紊龍筌團で、背がグリーンがかったニジマスがルアー、フライに良く反応してきます。体型が細長く、鱗はスモルト状態で、大きさから判断すると一昨年の春に産まれた個体のようです。ダムからの遡上か、河川から流下途中なのか、定かではありませんが、かなりの数がいそうです。
  
  
  

  ▲2歳の野生虹鱒。左は5月中旬に余沢の吊橋下で、右は昨日金風呂で釣れた個体

梅雨入り

  梅雨入り宣言がされた5日の午後から、雨が降り続いています。降り始めからの雨量は今日の正午で112个肪し、まだ止みそうにありません。久々のまとまった雨で、水量は3倍以上に増え、笹濁りになっています。
  
  
  
  

 総雨量は100舒幣紊肪しましたが、時間雨量5舒焚爾硫困笋な降り方が幸いし、金風呂の河原も流失していません。雨は明日の午前中まで続くとのことですので、今後の降り方次第ですが、今の状況ではこのまま落ち着きそうです。ただし、穏やかな降り方の雨では、止んだ後も水量は一気に落ちません。今週一杯は水量の多い状態が続きますので、渡渉には十分注意してください。

 5月の末に、C&R区間の一部の改修を行いました。手作業で石を動かして流れや深さに変化を加えたり、竹などを沈めて魚の付き場を設けました。釣り人の様子を見ながらの作業でしたが、ロッドがそこそこ曲がっていました。数名に状況を聞いたところ、5月末頃から反応がよくなってきているとのことでした。特に金風呂ではピレピンのニジマスがドライに反応するとのこと。昨年10月の台風でダムへ降ったマスの一部が戻ってきているようです。今回の増水で、マスの戻りが増進されることに期待しています。
  
  
  
  

 6月に入りモンカゲロウが姿を消すと、替わってミヤマカワトンボが川面を飛び交い始めています。池などの止水では、張り出した枝先にモリアオガエルの卵塊がぶら下っていました。昨日は金風呂で、国道の法面で草を食むカモシカを見ました。梅雨は多くの生き物たちが鋭気を養う季節、元気に躍動する姿との出会いが楽しめる季節でもあります。
  
  

新緑から深緑へ

  今週に入り、夏日が数日あり、ようやく木々が深緑に変わってきました。この深緑の山々で目を引く紫色は藤と桐の花で、今が盛りです。
  
  

 山菜のシーズンは終盤に入り、ギボシやコゴミが主流を迎えています。ウドやサンショウは大きく伸びていますが、先端部分を摘めば6月末頃まで食べられます。
  
  

 今シーズン、小菅川はライズの少ない状態が続いています。中層から底に定位している魚の姿はそこそこ見えるのですが、例年に比べ表層や岩盤沿いに定位する魚がいません。木々が深緑になり、水面へ落下する虫の種類も増えてきていますので、そろそろ例年の状態に回復してくれることに期待しているのですが・・・・・・。
  
  
 

ウグイの産卵

  毎年、桜の開花とともに、奥多摩湖から小菅川に大量のウグイが遡上してきます。今年は13日の日曜日に第1陣を確認しました。遡上は日増しに増え、今日は水量計までは、どの淵にも群れが見られ、数箇所で産卵が始まっていました。奥多摩湖から産卵のため遡上するウグイの群れは、これから7月初め頃まで切れ間なく続きます。産卵は佳境に入ると、人が近づいても逃げません。目の前で展開される産卵は、なかなか見ごたえがあります。時には竿を置いて、ウグイの産卵ウォッチングはいかがですか。
  
  
  

 最高気温が20度を上回り、水温も12度まで上がってきました。水量もほぼ平水に戻り、川のコンディションはとても良く見えるのですが、例年のようなライズが起きません。淵尻や岩盤沿いなどに定位する魚のもあまり見られません。カワウの飛来により魚が怯えているようです。ウグイの遡上により、状況が好転していくことに期待しているのですが・・・・・。
  
 サクラ、ミツバツツジ、ヤマブキなど、春の花が満開です。木々の芽吹きも大分進み、来週は『山笑う』、躍動感に溢れた山々が見られそうです。春爛漫の小菅へ足をお運びください。
  
  

追 伸
NHKは「さわやか自然百景」のタイトルで、日本各地に残された自然の美しさを紹介する15分の番組を製作しています。放送は、毎週日曜日の午前7時45分から8時です。この番組の撮影が、2月から3月に小菅村で行われました。小菅川を中心に、多摩川源流域の早春の自然が紹介されます。小菅川に棲息する魚やカエル、野鳥や早春の花々などを中心に、小菅村の豊かな自然が楽しめます。放送日は、4月20日(日)の午前7時45分から8時ですので、ご覧ください。

冬季釣り場の状況

 今日の最高気温は8度、この冬一番の暖かな一日となりました。正午の水温は4度、冬季釣り場では、雪の上に無数のユスリカがうごめいていました。
 
  
 ユスリカのハッチは10時頃から始まり、昼頃がピークのようでした。フライサイズで20番前後の大きなユスリカもいましたが、大多数は26番以下でした。ライズは11時頃から始まり3時頃まで続きました。今日はユスリカのハッチが多く、ライズも区間の全域で見られました。
  
 ライズの様子を1時間ほどカメラで狙ってみましたが、その一瞬を捉えるのはとても難しく、この程度の写真で切り上げました。
  

 日曜日までは3月から4月初旬の暖かさが続くとの予報です。ユスリカのハッチも更に多くなりそうですので、ミッジの釣りが楽しめるのではないでしょうか。ただし、冬季釣り場は依然、上下流の一部にしか陽射しが入りません。雪もしっかりと残っていますので、防寒対策をしっかりとされてお越しください。
  
 陽射しが入るのは最上流と最下流の一部区間。殆どの区間が白銀に覆われていますので寒さ対策は万全に
  
 多摩方面からの道路は南向きで乾いていますが、北向きの道路では一部に雪が残っています


 

時ならぬ雨

  昨日の夕方から夜半にかけ雨が降りました。雨量は11弌⊂菅でこの時期に雨が降るのは極めて稀です。今朝は周囲の山に霧が立ち昇り、早春の趣でした。
  

 2014年がスタートして今日で9日、年明けとともに渓流解禁への機運が高まってきます。今年の小菅川の解禁は、3月1日土曜日の正午です。解禁まで、後、50日あまりです。
  
  
 昨年の9月から10月に連続して襲来した台風以降、C&R区間だけでなく源流域も含め、小菅川全域で魚影が薄くなっています。11月末頃まで水量が多く、魚の姿を目視するのが困難な状態が続き、そのまま厳冬期に入りました。魚影が薄くなった要因としては、一時避難した特定の場所に魚が集まっている、奥多摩湖へ降下した、カワウやアオサギの食害など、いくつか考えられます。サケマスは、低水温時には数ヶ月は餌を摂らなくとも生きられるとのこと。3月の解禁以降、魚たちが復活してくれることを願っています。
  

 昨日の雨で冬季釣り場周辺の雪も大分少なくなりました。冬至から3週間、日の当たる場所も徐々に広がってきています。水量がとても少ないため、マスたちは深場に集まっていました。今朝の水温は4度、この時期としては高く最下流のプールではライズリングがあちこちに見られました。
  
  
 1月から遊漁料が改定され、日釣券が1,000円となっています。魅力溢れる小菅川づくりを一層推進していきますので、本年もよろしくお願いいたします。
  

C&R区間は今

 9月から10月にかけて連続して襲来した台風による豪雨の影響は大きく、C&R区間の渓相は大きく変わりました。水量が落ち着いた11月の始め、金風呂の降り口から水量計までと余沢最上流部の手直しを行いました。手直しから1ケ月余り、川の状態は大分回復してきています。瀞場には水生昆虫の餌となる落葉が大量に堆積し、沈み石にも水垢が付いてきています。台風の前に比べると薄く感じますが、魚影もあちこちで見られてきています。多くの魚たちが厳冬の寒さと飢えを凌ぎ、来シーズンまで生き延びてくれることを願っています。
  
 水量計の上下。最下流部に堆積している大量の土砂は、解禁までに全て搬出されます
  
 大成沢出会い付近。暖かな日には国道からでもライズする魚が見られます
  
C&R区間最上流部。大量の落葉が溜り、解禁当初からハッチが期待できそうです

 最低気温が連日氷点下となり、水温は5度以下まで下がってきました。マスたちは低水温に慣れてきているようで、水温が少し上昇する10時頃から動きが活発になっています。ハッチの主体はユスリカ、ドライはミッジ、ニンフでも18番前後のヒューパーへの反応がいいようです。ルアーはスプーンでの繊細な釣り方が必要ですが、クランクのただ引きにもそこそこ反応してくるとのことです。
  
  
 寒さが厳しくなり、中間地点の頭首工の石が凍り始めています。冬季釣り場での寒さに耐えかねた方、小菅の湯でゆったりと暖まってみませんか。冬季釣り場の日釣券を提示すると150円の割り引きとなります。ご利用時間は10時〜18時で、食事メニューも豊富です。ただし、12月から3月までは毎週金曜日が定休日となりますので、ご注意ください。